猫背

猫背が治らない理由はクソ間違った常識のせい

 

猫背を改善するには、今までの常識を疑ってみるところから始めましょう。

 

 

猫背じゃない人は、猫背の人に何故か「精神論」を押し付けてきます。

 

それも無理はありません。

 

猫背じゃない人は、猫背の治し方なんて知らないので抽象的にいうしかないのです。

 

 

代表的なものが「胸を張れ」です。

 

 

そんな間違った常識で矯正すると、疲れるしすぐに元に戻ります。

 

もっと楽に姿勢を改善して前向きになりましょう!

 

 

「胸を張る」は100%続かないから諦める

「胸を張れ」と言われたこと、ありませんか?

僕はメチャメチャ言われました。

 

その度に胸を張ったのですが、正直続きませんでした。

 

 

当時は頑張りが足りないからだと思っていたのです。

 

でも、自分がイヤイヤやっている頑張り = 我慢なんですよね。

 

我慢なんてしてもどうせ続きません。

 

 

だから猫背になった理由の方に着目してみました。

 

 

それでは、どうして猫背になるのでしょう?

 

それは胸を張れていないから・・・ではないですよね。

 

 

頑張って胸を張るほどムダなことはありませんのでやめましょう。

 

「胸を張っていない」は、原因ではなく結果

何故胸を張るのがダメなのか。

 

胸が張れないから猫背になったのではありません。

 

猫背だから、胸と背中が丸まってるんです。

 

 

つまり人に「胸を張れ」というのは、テストで0点だから0点を直せ

 

と言ってるのと同じこと。

 

 

意味がわかりませんよね。

 

 

そんな考えは無視して、根本的な考えを変えましょう。

 

重心の考え方が悪いから猫背になる

人は楽をしたがります。

 

そのため、スマホを下向きに見ていると首を下に向けます。

 

下を向いた姿勢で長く立っている必要があるので、体の重心を変えて楽になる

 

 

重心を変えた体勢が長く続くと、体でバランスをとろうとするため猫背になってしまうのです。

 

 

 

間違った状態で体が覚えてしまっているので、元の重心に戻すために姿勢を直していきましょう。

 

 

まずは立ち姿勢の意識を変えるところから始めます。

 

立った姿勢は下から調整する

 

下半身→肩→頭の順番に調整する

猫背の人は、よく上半身を伸ばそうとしますが間違いです。

 

まずは下半身(脚)から順に整えて、上半身に移っていきましょう。

 

同時にやろうとすると、軸がないためズレてしまう。

 

 

何故下半身から合わせるのでしょうか?

 

それは立っている時は足が地面についており、土台ができているためです。

 

以上の理由から、まずは足の重心から考えていきます。

 

 

ひざ立ちだと猫背にならない不思議

ひざで立ちをしたことがありますか?

 

 

一度ひざで立ってみると、自分の姿勢が猫背になっていないことがわかるでしょう。

 

 

ひざ立ちになると重心が固定されるため、猫背の方がバランスがとりにくいのです。

 

 

そのため、猫背でいることよりもよい姿勢の方がラクになります。

 

ひざ立ちの要領 = 脚の太い骨に上半身が乗るイメージ

今度は立ってみましょう。

 

 

ひざ立ちの状態よりも猫背になりやすいでしょう。

 

 

それは以下の理由が挙げられます。

 

  • 体の中心点から地面までの距離が遠いこと
  • 足裏の面積がひざで立った時よりも広いこと

 

 

 

そこで、さっきのひざ立ちが生きてきます。

 

ひざで立っていた部分の真下を意識してみましょう。

 

真下の部分は足裏の真ん中ではないはずです。

 

 

土踏まずのそばくらいになるでしょう。

 

足裏の重心はそこでとるようにします。

 

 

足裏の重心とひざ立ちの時のポイントがまっすぐになると、下半身はとても安定します。

 

すねの内側の大きい骨とももの内側の大きい骨の上に、上半身を乗せるだけのイメージです。

 

 

肩の位置は両手を横に広げて下ろすだけ

次に上半身です。

 

肩の位置に注目してみましょう。

 

 

肩の位置が前に出ている人がいませんか?

 

いわゆる巻き肩というやつです。

 

 

その場合、両手を横に広げましょう。

 

 

そして足の横に下ろしてください。

 

すると自然と肩の位置が安定するはずです。

 

 

最後に耳と肩をあわせる

最後に頭・首をあわせます。

 

前に出ている首を体の上に乗せるというイメージですね。

 

 

頭を左右に傾けて耳が肩の上にくるようにしてください。

 

自然と首の位置も決まります。

 

 

上半身の力を抜いてダラっとした状態が自然体

 

姿勢ができたら、上半身の力を抜いてダラっとしてみましょう。

 

 

簡単に力が抜けるはず。

 

上半身は足の上に乗っているだけなので力も抜きやすいためです。

 

その状態があなたの自然体です。

 

 

実は力を抜くという行為は意外と難しい。

 

日頃から肩こりや腰痛に悩まされた人はずっと体に力が入っているため、抜き方がわからないのです。

 

 

僕もマッサージやストレッチで言われていました。

 

「もっと力抜いてください」と。

 

でもずっと力入りっぱなしでした。

 

 

それが自然体に慣れることにより、力を抜き方がわかってきました。

 

 

自然体は肩こりや腰痛にもとっても有効

 

力が抜けて、肩や腰回りの緊張が無くなるためです。

 

 

立っているときはこの自然体を意識すると姿勢改善ができるはずです。

 

 

それでは座っているときはどうすればいいのでしょうか?

 

座っている姿勢を治すには手足を意識しないで考える

最初は骨盤から上だけを意識する

座っている姿勢は立っている姿勢と違います。

 

最初は頭と体だけ意識し、手足はいったんオマケ程度に考えておきましょう。

 

 

何故そうするのか。

 

 

地面(椅子)に1番接しているのはどこでしょう?

 

言わずともわかりますね。

 

 

座っている時は坐骨がひざ立ちの代わりになる

立っていた時の重心から繋がっている腰の部分は坐骨です。

 

立っている時は脚に上半身が乗っているイメージでした。

座っている時は坐骨に残りの上半身が乗るイメージになります。

 

注意ポイント

背筋を伸ばしたくなりますが、無理をするのはやめましょう。

腰が反って腰タイプの猫背になりやすいです。

 

 

上体が安定したら、次は肩の位置に目を向けます。

 

肩の位置は背もたれに肘をあてて下ろす

背もたれに肘を当ててください。

 

当てたら、そのまま力を抜いて下ろしてください。

 

これで肩の位置が決まります。

 

 

肩が後ろに反っている人はいません。

 

逆に巻き肩の人は多いため、後ろに引いて下ろしたところが自然と落ち着きます。

 

 

座っている姿勢で肩の位置は非常に重要です。

 

巻き肩になっていると、腰が曲がって腰痛になりやすいでしょう。

 

重心が腰になってしまうためです。

 

 

まとめ

意識をすることで猫背が変えられるということを説明してきました。

まとめ

  1. 胸を張るのは諦める
  2. 立っている時は足の大きい骨に乗る
  3. 座っている時は

 

筋トレやストレッチも猫背改善には有効なのは間違いありません。

ただ時間がない人や続かない人は先に意識から改善するのが良いでしょう。

 

簡単にできますし、騙されてもたいした損にならないので試してみてください。

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