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ペットボトルにアゴを乗せるSEの心境

ペットボトルの上にアゴを乗せる(以下、アゴ乗せ)という謎の行動。

SEなら見かけたことはあるんじゃないでしょうか?

 

今回はその謎の行動について語っていきます。

 

ペットボトルの上にアゴを乗せる

参考イメージ:twitter(@BotTukareme)より

初めて見たのは10年以上前の不倫SE

最初に見かけたのは10年以上前の話です。

当時同じ職場で働いていた人がアゴ乗せをしていました。

 

その人は当時40歳を超えていた、イケメンダンディー中年

物腰も柔らかく、イケメンのおじ様ということもあってモテていたのでしょう。

 

毎晩、家に帰らずに車で2時間以上もかかる不倫相手のところに帰っていたようです。

 

そんなダンディー中年がアゴ乗せをしていました。

そしてその状態でメールを打っていたのです。

 

車で2時間以上も通っていたので、仕事中はずっと眠そうでした。

案の定、ペットボトルにアゴを乗せたちょうどよい状態でスヤスヤと眠っていました

 

「メール打ちながら器用に寝るな〜」なんて思っていたのですが、PCの画面を見るとギャグのような展開に。

 

メール打ちながら寝てるイメージ

Zボタンを寝てるこのタイミングで押しているのが天才的でした。

※たまにAボタンを押しているので変なところで変換されていたのも印象的ですね。

 

それからというものの、たまにアゴ乗せをしている人を見ては思い出していました。

 

アゴ乗せは楽なのか検証

アゴを乗せると楽になるんでしょうか

(集中できない気がする。。。)

 

という事で、実際にアゴ乗せについて検証してみることにしました。

 

実際は・・・

 

普段使っている椅子が高すぎて辛い

僕は普段椅子を高めにして座っています。

だいたい肘の高さに机があるのです。

 

アゴからペットボトルの上までおよそ20cm!

20cmも首を下げられるでしょうか?

 

実際にやってみたけど、アゴをつけるだけで精一杯!

何も作業はできませんでした(笑)

 

デスクトップPCには不向き

少し椅子を低くしてやってみたら楽になるはず・・・と考え、再チャレンジ!

 

しかし椅子はそこまで下がりませんでした。

もう少し低い椅子で検証。

 

僕は普段デスクトップPCで作業しています。

すると視線が高くなってしまうため、アゴ乗せ作業には向いてませんでした。

 

ノートPCで作業してみた

ノートPCだと作業できるようになりました!

ノートPCだとアゴを下ろしたところが視線になるので使いやすいですね。

 

とはいうものの、5分もするとアゴが痛くなってきました。。。

 

「いろはす」はそもそもアゴ乗せに向いていない

そこまでしてアゴ乗せしないといけないのか・・・・

と思いつつもタオルを置いて再検証。

 

タオルを置くと痛さがかなり軽減されました!(何をやってんだか)

が、また重大な欠陥に気づきました。

 

僕が試したペットボトルは「いろはす」なのですが、ペットボトルがメチャメチャ柔らかいんです!

つまり「飲んだらアゴが乗せられない」のでした。

 

潰しやすいとの配慮から作られたこの柔らかいペットボトル・・・

アゴ乗せ検証にはそもそも向いていないということ。

やるなら炭酸のペットボトルがおすすめですね!!

 

結論:アゴが痛くて思ったより楽にならなかった

実際にやってみたものの、痛くて長続きしませんでした。

アゴも痛いし首も痛い

 

自分にはあまり向いていないのでしょう。

 

SEがアゴ乗せをする理由は

それでもアゴ乗せをする人がいることから、何か理由があるはず。

一度真剣に考えてみることにしました。

 

気分転換するため

人はずっと同じ姿勢でいることはそもそもできないようにできています。

その時に姿勢を変える必要があるのですが、前にペットボトルがあったために少し休憩をとろうとすることが考えられます。

 

作業しながら休憩ができる

普通、前にもたれるためには頬杖をつくか、肘を使ってもたれることが多いでしょう。

ところがどちらの方法も腕を使っているために両手が自由に使えません

これはパソコンを使って仕事をするSEにとってかなりデメリットです。

 

なんとかこれを解決する方法はないのだろうか?!

と先人があみ出したのがアゴ乗せという方法なのだ!!

 

ということで、ペットボトルで両手が使えるようになると経済的にも作業的にもおトクです。

 

アゴ乗せの姿勢にたいするデメリット

ストレートネックになりやすい

肩の上に首がある状態ではアゴは乗せられません。

当然ながら首を前に突き出す必要があります

 

1回やったからといってストレートネックに近づくことはありません。

しかしだんだんクセになってくると、体が覚えてくるのでストレートネックになりやすくなります。

 

ただでさえスマホを見る時に下を向いていることが多いこの時代です。

職場でも首を突き出すことをしてしまうとストレートネック化が進んでいく事になります。

 

肩が上がりやすくなり肩こりの原因になる

僕自身も実際にやってみて感じたのですが、普段のタイピングと比べると腕の位置が高くなります。

そのため肩が上がった状態で作業することになっていました。

 

肩が上がった状態だとどうなるのでしょうか?

肩が上がると図のように体が緊張状態になる

首から肩にかけての筋肉(僧帽筋)にずっと力が入った状態になる

僧帽筋に引きずられて胸の筋肉(大胸筋)や背中の筋肉(広背筋)も緊張状態になる

首でそれぞれの大きな筋肉を支えることになり、結果肩がこる

普段、首で大胸筋や広背筋といった大きな筋肉を支えることはありません。

むしろサポートしてくれる筋肉と言っても良いでしょう。

 

しかし無理に上に引っ張り続けた結果、元に戻らなくなってしまうため大胸筋や広背筋も疲れて首に力を預けてしまいます。

すると首の筋肉(僧帽筋上部)に負担がかかり、首が硬くなります。

 

後頭部と首の付け根が硬い人がたまにいますが、ずっと負担がかかっていることが原因です。

 

林修先生「集中するためには姿勢が全て」

ここまで書いて今更ですが、ペットボトルの上にアゴを乗せるという行為自体が集中力に欠けている証拠です。

 

ドラゴン桜にもありますが、集中力があがる姿勢というものが書かれています。

鶏が先か卵が先かという話になりますが、集中するためにはまず姿勢を良くしましょう。

 

林修先生も集中するためには姿勢が全てと言っているくらい大事なことですね。

YouTubeにも動画が上がっているので見てみるといいでしょう。

 

まとめ

今回はアゴ乗せに関して書いていきました。

集中力も途切れてしまうので、ちょっとした休憩程度にとどめておくことにしましょう。

今回のポイント

  1. アゴ乗せは無理にしてもしんどい
  2. アゴ乗せがクセになると姿勢が悪くなる
  3. 集中するためにはまず姿勢を正しくすること

 

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