こんにちは。しにゃ@前向きっとです。
今回は何故肩こりになるのか。肩こりの対処方法を書いていきます。
肩こりの原因は歳をとったからという誤った常識
「歳だから肩こりがひどい」
「ずっと慢性的な肩こりだ」
あなたもそんなことを言ったことがあるでしょう。
でも本当に肩こりは歳のせいなのでしょうか?
「常識」という都合のよい言葉で解決してはいませんか?
常識 = 多数決の多い方です。
しかしあなたの症状は多数決の少ない方かもしれないのです。
今肩こりになっている「結果」に対して、必ず「原因」はあります。
しっかりと肩こりの原因をつきとめて、肩こりを治していきましょう。
肩こりの症状について原因をチェックする
体の状態を調べて肩こりの原因をつきとめてみましょう。
状態を調べるのは自分でもできます。
自分でできない人は整体やカイロプラクティックに行って相談してみるのもいいでしょう。
肩こりについて、姿勢を見てチェックしましょう。
体の力を抜いてチェックしてみます。
立った状態で力を抜いてダラっとしてみましょう。
力はうまく抜けなくても構いません。
その状態を見て、肩こりの原因かチェックします。
肩こりには大きく3つの原因があります。
- 巻き肩
- ストレートネック
- 肩がずっと上がった状態(緊張肩)
手の甲が前を向いている巻き肩
通常、自然に立つと手の甲は横を向いています。
しかし巻き肩になると、肩が回ることによって手の甲が正面に向きます。
巻き肩により小さくなってしまうため、実際よりも小さく見えるというデメリットがあります。
鎖骨よりも頭が前に出ているストレートネック
自然に立つと頭は首の上に乗ることになります。
しかし頭が傾いて鎖骨よりも前になっているあなたは要注意。
いわゆるストレートネック状態になっています。
別名スマホ首とも言われるストレートネック。
通常、頭は背中や足を含めた体全体で支えています。
しかし、ストレートネックになると首の力だけで頭を支えることになるのです。
首だけで支えられることになるので首の負担が大きくなるため、肩こりがひどくなります。
肩がずっと上がった状態の緊張肩
肩が上がるとはどういう事でしょう?
常に肩に力が入っていて力が抜けない状態があります。
そうすると頭の位置が自然と下がります。
上記イメージは肩の上下運動です。
左の肩が上がった状態をずっとキープしているイメージです。
あなたも筋肉がずっと緊張して力が抜けなくなったことありますよね。
ずっと肩が緊張していると肩まわりはどんどん硬くなります。
肩まわりが硬いとどうなるのか?
肩が緊張に耐えられず、肩こりが発生するのです。
鉄棒で試してみるとわかるのですが、24時間ぶら下がれる人はいません。
ずっと力を入れている状態だといずれ限界が来て手を放してしまいますよね。
それと同じ負担を肩にずっとかけていると思えば、どんなに怖いことでしょう。
肩こりは肩の限界を知らせるサインでもあります。
症状は1つではなく、むしろ複数ある方が多い
体はつながっています。
頭と体が別々になっているとコワイですよね。
同じように症状も連鎖して発生していることが多いです。
何故連鎖しているのか考えてみましょう。
例えばストレートネック。
頭が前に出た状態ですが、そのままだとどうなるのでしょうか。
頭が前に出てしまうと、首だけで支えることになり非常にしんどい体勢になります。
その体勢を改善するにはどうするのか。
肩を前にすることで首と肩で頭を支えるようになっちゃいます。
結果として巻き肩とストレートネックが同時に起こるようになります。
逆に巻き肩だけを試してみてください。
とても窮屈になりませんか?
ちなみに僕も巻き肩、ストレートネック、緊張肩のすべての症状でした。
しかし生活習慣を改めることで、すべての症状が改善されて肩こりもしなくなりました。
肩こりに効くのは
一般的な肩こりに効く方法を書き出してみます。
- マッサージ
- 湿布
- 整体院(鍼灸院やカイロプラクティックを含む)
- ストレッチ
マッサージに通って肩こり治すのは逆効果
あなたもマッサージに行ったことがありますよね?
僕は昔マッサージによく行っていました。
多いときだと週に1回くらいです。
安めに考えて、1回4,000円だとすると1ヶ月に28,000円です。
僕も何も考えずにマッサージに行っていたので、結構なお金を使ってしまいましたね。
肩こりがするからマッサージにいって改善してもらっていました。
しかし本当の原因を知らないままにマッサージに行って応急処置をしてもお金がもったいないだけです。
マッサージに行く理由は「気持ちよくなりたい時」だけです。
マッサージは治療ではありません。
※各店舗でも治療ではないとはっきり記載されています。
それにかえって痛い場所の根本原因を加速することもあります。
マッサージは「ちょっと疲れたから気持ちよくなりたい」という場合に行きましょう。
湿布をしても効果は薄い
また、シップを貼って改善しようとする人もいますが何故シップを貼るのでしょうか。
お医者様に言われたからですか?
一般的に病院は骨や神経、筋などに問題がなければ解決できません。
医者の怠慢ではなく、役割が違うのです。
病院で治療する症状ではない場合、医者は炎症を抑えるための湿布を出します。
これは自分で痛みを和らげるためには一番手軽だからです。
しかし手軽だからこそ効果も薄く、肩こりの根本的な解決にはなりえません。
治療院(整体院や鍼灸院、カイロプラクティック)は自分にあっているか
整体師や鍼灸師の方々はこの道のプロです。
自分でわからなかったら、まずは治療院に行ってみてもよいでしょう。
そこではあなたを担当している先生が自分とあっているかが重要です。
第一印象や通ってみてイマイチと思ったら、治療院をさっさと変えましょう。
治療院は担当の先生と患者がお互いに信頼しないと意味がありません。
信頼できない先生からストレッチをやれと言われても絶対やらないでしょう。
僕も20程度の治療院に行きましたが、同じ治療をしているところはありませんでした。
そのうえで、一番自分にあう治療院に行っています。
ストレッチは継続できるかどうか
ストレッチをすれば緊張肩は改善できますし、肩こりにも効果があります。
猫背対策の本を見ても、ありとあらゆるストレッチが紹介されます。
しかし、数が多すぎてすべてを取り組むのは100%無理です。
また、1日10分のストレッチで猫背や肩こりが治るという謳い文句があります。
1日10分のストレッチは3日坊主にはハードルが高めです。
毎日ストレッチをするためには時間を意識しないと確保できません。
※この後に記載している習慣化を利用してストレッチをすることは可能です。
また時間が取れないからと言って、ながらストレッチは意識が分散されて無駄になるのでやめましょう。
習慣化というシンプルな方法
習慣化に邪魔なのはモチベーション
物事を成し遂げるにはモチベーションがあったほうが良いでしょう。
しかし、習慣化という作業をする上ではかえって邪魔になります。
そのためにはまず習慣化ということについて話をしましょう。
習慣化とは自然に行動に移すことです。
あなたも毎日歯磨きをするでしょう。
毎日「さあ!歯磨きをしよう!」とやる気になりますか?
やる気にならなくてもできるのは、既に習慣化されているためです。
習慣化になっていることは、逆にやらないと気持ち悪くなります。
習慣化するためには簡単なことから始める
習慣化する場合、難しいことを始めても100%続きません。
朝の5時に起きて30分肩のストレッチをするぞ!
こんな目標をたてたことありませんか?
最初はできるのです。
問題は習慣化しようとしたことが「できなかった時」です。
上記の例で、たまたま起きるのが朝の5時半になってしまった。。。
その場合はやる気は一気に下がってしまいます。
30分早く起きてストレッチするのは難しいので、最初は1分早く起きてストレッチをしてみましょう。
1分?と思うかもしれませんが、早起きしてストレッチをするという習慣化のためには充分です。
1分だと簡単すぎてすぐに物足りなくなるでしょう。
それから5分、10分と早くしていけばいいのです。
仮に起きれなかったとしても、1分でできる方法を知っているわけですからストレッチはできます。
時間の問題ではありません。
「習慣としてストレッチを行った」ということが重要なのです。
肩こりを治したのは意識することと筋トレの習慣
最後に僕が習慣化した内容をお伝えします。
僕は2つのルーティンを決めています。
1つ目は1日のルーティンとして、「鏡を意識して見る」ということ
2つ目は平日の週末夜(できない時は昼)にジムに行く事にしています。
鏡を意識して見ると、肩が上がっていたり頭が前に出ていないかチェックできます。
余談ですが、顔が暗かったりした時にも鏡を見て気づきます。
そうすることで1日のコンディションを確かめるために使用しています。
また、週末には仕事帰りにジムに行くようにしています。
ジムの利点については別の記事で紹介しますが、ここで重要なのは「行く日を決めること」です。
この行動に選択肢は「ジムに行く」ことしかありません。
それにパーソナルトレーナーをつけており、休むためにはわざわざ連絡する必要があります。
つまり休む言い訳を考える方が面倒なのです。
ジムで筋トレは難しい習慣と考えられるかもしれません。
しかしジムに行くだけを習慣化にすればハードルは勝手に低くなります。
まとめ
肩こりは原因を探す。
そして習慣化することで治していく。
ということを書きました。
最後にもう一度見てみましょう。
ポイント
- 肩こりの原因は巻き肩、ストレートネック、緊張肩
- 習慣化して肩こりを治していく
- 習慣化するためには簡単なことから始める
あなたの習慣化した方法も是非コメントで教えてくださいね。