見てほしい人
- 仕事中、急に腰が痛くなって集中できない人
- 整体やマッサージに行きたいけどそんな暇はない人
この記事のポイント
仕事中、急に腰が痛くなったら足を揉め。
仕事中に急にズキズキと腰が痛くなってくる話
何故か急に腰が痛くなってきた
普通に仕事をしていると、思いがけなく腰が痛くなることがある。
痛くなる理由はよくわかっていないが、
「あっ・・・腰がイタタタタ・・・」という感じ。
特に姿勢を変えたというわけでは無い。
内側からズキズキする痛み。
仕事中だし、仕事が終わったとしてもすぐに整体やマッサージに行けるわけじゃない。
日頃から世間話ができる環境だと、「腰が痛いな~」と言えるんだけどそんな環境じゃない。
立って背伸びしたいんだけど、いきなりやりだしたらみんなビビる。
トイレへ逃げ込む
しょうがないので、トイレへ一時退避。
トイレで腰を揉んでみた。
・・・が、一向に症状が良くならない。
押してみて痛いところがどこかはわかる。
でもそこを押してみても痛いのがわかるだけで治りそうにない。
トイレから戻ってきた後も全く痛みは変わらない
ずっとトイレにいるわけにもいかず、席に戻る。
腰が痛くて仕事に集中できていない自分がわかる。
納期が目の前にあるから、集中して片付けたいのに腰が痛いせいで余計なことを考えてしまう。
正直このまま家に帰りたい・・・
そんな気持ちにさえなってしまう症状。
しかし本音をいうと帰らなきゃいけないほど痛いわけでもない。
ロキソニン買ってこようかと迷ってしまう。
でも・・・そこまで踏ん切りがつかない。
結局はペンを椅子と腰の間に刺して、ちょっとでも良くなれば・・・と思い1日を過ごすことにした。
そうしたら、ボールペンの先が押されてしまいシャツが汚れてしまった・・・
それに痛くて席で体を動かしているせいで、周りにも集中できていないことがわかってしまう。
さて、これからどうしよう・・・
・・・・・
このような痛みが出てくる症状は誰でも起こりうる。
整体やマッサージにも行けない、納期は差し迫っている、だけど腰が痛くて集中できない。
そんな時にはとにかく一時的にしのぐことが大事。
腰を揉んでも全く解決しないから足を揉め
腰を揉んでも痛みはとれない
腰を揉んだとしても痛いところはわかるけど、痛みは全く取れない。
親指でグリグリすると、少しはマシになってくる・・・が結局すぐ痛くなってしまう。
それは凝っているところにそもそも当たっていないため。
本当の痛いところは奥の方にあるのに、親指グリグリでは表面までしか届いていない。
それでは治らないのも無理はない。
腰が痛くなったら足を揉んでみよう
足を揉んだら腰痛が和らいだ。
これは人に教えられたからでもなんでもなくて、ぼく自身の経験だ。
その後に鍼灸師さんに足を揉んだことについて話をしたが、やはり間違いではなかったようだ。
腰がズキズキと痛くなっているときの原因は8割くらいが足にある。
試しに足を軽く揉んでみよう。
ちなみに揉む場所は2箇所。
太ももの外側と、ふくらはぎ。
腰が痛いときはたいていどちらか一方、または両方が硬くなっている。
この硬いのは筋肉があるから硬いわけでは無い。
普通にクッションの役割を果たしてきた足が、使い過ぎてクッションの役割を果たさなくなった硬さ。
車好きにはサスペンションが無くなったイメージというほうが伝わるだろう。
本当はお尻を揉んでみるともっと腰がマシになるのだが、仕事中にお尻を揉んでいるとヘンタイと思われるのでやめておいた方がいいだろう。
足を揉んだら腰痛がマシになる2つの理由
足を揉む効果は2つ。
- 足を揉むと腰まわりの肉がほぐれるので痛みが軽減される
- 痛いところが分散されるので気になる度合いが減る
解説
足を揉むと腰まわりの肉がほぐれることについて
足からお尻、そして腰の筋肉は繋がっている。
腰の筋肉が固まっているから動かせずに痛みが出るというのが腰痛の原因である。
しかし仕事中に自分で腰をほぐして根本的な原因までたどり着くことは不可能だ。
お尻も同様に仕事中にマッサージできるものではない。
・・・とすると、繋がっていて一番近い「足」をマッサージするのがいいのは当然となる。
お腹も腰痛の原因の一つのため、マッサージしてもよい。
しかし仕事中にお腹をマッサージしている姿を想像してみると、なんかイヤだ。
その点、足を揉んでいる姿を他人にみられても特になんとも思わないし、先方も特に何も感じないだろう。
手を下ろしたらフトモモを揉めるため、自然な形でマッサージをすることができる。
またすでに書いた通り足は腰痛の原因となっているため、原因を改善できる可能性を含んでいる。
本当に足が凝っている時に自分で10回揉んでみるとわかることがある。
10回揉んだ後1分くらい放っておくと、血流がモモを流れていくのがわかるようになる。
鍼を打つと血流がよくなるのだが、同じような感覚を味わえることがある。
これはとても気持ちがよい。
早ければ10分程度で腰痛がおさまる。
1日後には腰痛があったことさえ忘れてしまう。
というくらい、足のマッサージが有効である。
痛いところが分散されるから腰痛が痛くなくなる
足を揉むことにより、脳の「痛い」や「気持ちいい」の感覚が足に向く。
すると腰の意識から若干解放されるため、腰の痛みが和らぐという感覚が得られる。
俗にいう「毒をもって毒を制す」である。
人間は痛いという感情を持っている。
が、あっちもこっちも痛い・・・という感情は持っていない。
腰痛で痛いのは、腰が一番ヒドいから痛いのであって他の場所が痛くないわけではない。
が、そういうときは腰しか痛くならない。
治療院に行って治療していると、腰はよくなったものの肩が痛くなってきた・・・
などという経験はあるだろうか。
この現象は腰がだんだん治ってきた証拠である。
と、同時に脳が腰の次に痛かった肩へ意識を変えることによって痛みが発覚したのだ。
もし腰が痛いときに腰を揉んでいたらどうだろう。
結局痛い部分は腰となり、意識も腰にしかいかなくなってしまう。
痛みを分散して、1箇所にかかる負担を減らすことができる。
これが足を揉む2つ目の理由だ。
まとめ:10秒だけ足を揉むことで腰痛の応急処置はできる
痛くなったら足を揉め。
長々と話をしたが、結論はこの1つである。
腰痛も改善されて、しかも「気持ちいい」。
正直、10秒揉むだけで全然違う。
2時間も3時間も痛い痛いと言って集中力が切れてしまうなら、さっさと足を揉んで治してしまおう。
見られるのがイヤだったら、それこそトイレで10秒間揉めばよいのだから。